≪ 芦生、須後、赤崎中尾根、雷杉、芦生古道 ≫ 登山報告

写真豊富な、のぶなが山行記          芦生探検 (4)
感動の共有、のぶながTOPページへ
■ コース=須後 → トロッコ道 → 赤崎中尾根 → 雷杉 → 芦生古道 → 須後

2006年 7月16日  天候=曇り後雨

■ 所要時間=須後9:10 → 廃村灰野9:40 → 赤崎谷10:07 → 雷杉11:57-12:16 → 佐々里峠分岐12:54 →
          → 古道・灰野分岐13:39 → トロッコ道14:45 → 須後14:52     合計 5時間30分

≪標高差 480m≫ 奥穂高の標高差=2073m、悪沢岳=2041mである。
主な標高≪雷杉825m≫≪須後359m≫


■ 甲陽園発5:55にて、阪急神崎川駅集合6:30。 423号線経由で須後到着8:58
同行者 : PIKKUさん、オオツボさん(車運転)、蓮さん、のぶなが

★ 今日は、沢渡河は1回のみ、、激登り30分の予定なので、登山靴で登る。
前日に、登山靴、靴下、スパッツ表裏、ズボンの裾表裏にヤマヒルファイターをたっぷり振掛ける。
当日にも再噴霧。  1度乾くと、水に濡れても防虫効果は持続するそうだ。






芦生杉、、巨大杉、、

神社などにも巨木はある。  素直に真直ぐ伸びている印象がある。

芦生の巨大杉は、、、
幾度も危機に遭遇し、そこから再び、逞しく生き続ける。
その個々の生き様、、歴史、、そのものの姿を残している。

個性的である。  大きいだけでなく、、全くの個性的なのである。
大自然の脅威に負けずに、、生き続けている、勝ち残っている姿に、圧倒される。

軽薄な華美の対極にある重厚な姿、、、、形の整ったかっこ良さとは微塵も相容れない。

可憐な花が咲いた咲いたと刹那的に毎年繰返されるのも魅力的ではあるが、

何百年、何千年と一度きりの命の姿、、、1度負けると来年はない。
何千年と過酷にも連続している姿なのである。  刹那とは全く対照である。 スケールが違う。

目の前に見える刹那的な姿だけが見えるのか、、その歴史が見えて未来を予想できるのか
何が見えるかで、、人生大きく変わるだろう。  繊細に生き、かつ大きな尺度を忘れずに、、


1人の人生なんて短いものだ、、が、、短い故に、
短い分だけ、、意識的に、個性を磨かねばならない。
刹那の連続、惰性で生きていては、、短い人生、何も残せない。

芦生の巨木に鼓舞されて、、短い人生、少しでも、個性的に積み重ねて生きたいものだ。










須後の駐車場

登山届けを出して、トロッコ道へ







              photo by PIKKUさん

先週、沢登り初体験し、防水カメラが必要となった。
早速買った水深3m防水のカメラの、撮り初めである。

μ720SWと言う機種:
手ブレ補正がない、シャッター速度が画面に表示されない
etc と全く使い辛い。
ISO感度を上げて、手ブレ軽減モードと称しているのだが、
スイッチOFFにすると、プログラムモードに戻る。
その都度、5回スイッチを押さねば、希望のモードにならない。

雨の樹林帯の撮影である。 暗い。
仕方なく、コンピュータで画像補正するつもりで、
フラッシュONにするのだが、、充電に時間がかかり
タイミングよくシャッターが落ちない。
精神的にも落ち着かない。
構図を探す余裕もなくなってくる。

今日の写真はサンザンである。







佐々里峠への分岐、廃村灰野








トロッコ道、途中で崩壊、気にせず進む。
これを越えると、、ヒルが身体を揺すっていた。

赤崎谷、西谷、東谷合流点



赤崎西谷を渡河する



赤崎西谷でトロッコ軌道は完全に遮断










ここから、標高差220mの急登が始まる。

赤崎中尾根への標識はない。


木を掴みながら、、40分。

緩やかになってから、
標高差200mを1時間かけて雷杉へ。























































              photo by PIKKUさん


















雷杉

              photo by PIKKUさん


雨の中、雷杉で20分の昼食





832mピーク



P840m






稜線は、、今日は全く展望もなく、
軽くUP DOWNして 平凡に歩く。

約40分の稜線歩き。




佐々里峠と稜線の合流点、、標識はない。




稜線の合流点から佐々里峠方向を見る。
佐々里峠から小野村割岳へ折れるには要注意。

須後に下山







大段谷山への分岐











灰野へは下らずに、、
尾根の芦生古道を行く。




芦生古道は、最初の45分は緩やかに、、
所々に黄色いテープ



急降下地点近くに、2つ程標識があるが判りにくい。



この辺りでは、、土砂降りになる。
急斜面を急降下20分。
標高差は220m。


ズルズルの急斜面からトロッコ道へ




トロッコ道から下山した道を見るが、
判然としない、、、、


直ぐに橋、、無事下山。


温泉後、、無事帰宅。

オオツボさん、車の運転ありがとうございました。
PIKKUさん、蓮さん、お疲れ様〜


■ ≪私の山登り観≫ ■
高い山に登れば地球が見えてくる
  何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。
ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか?



   のぶながTOPへ       ≪我が登山歴へ≫
   前画面へはブラウザの<戻る>で戻って下さい。