≪ 芦生、赤崎東谷、赤崎西谷 (沢登) ≫ 登山報告

写真豊富な、のぶなが山行記              芦生探検(7)
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■ コース=須後 → 赤崎谷出会い → 赤崎東谷 → 二股 → 枝尾根 → 雷杉 →
        → 832P → 枝尾根 → 赤崎西谷 → 須後

2006年 8月27日  天候=晴れ

■ 所要時間=赤崎東谷9:53 → 二股11:30 - 11:40 → 枝尾根12:23 - 12:45 → 雷杉13:11 →
           → 赤崎西谷14:12 - 14:25 → 赤崎谷出会い15:05
         往路3時間30分、帰路2時間20分  合計5時間50分

≪標高差 455m≫ 
主な標高≪赤崎谷出会400m≫≪雷杉825m≫


■ 千里中央集合6:30、須後出発8:56  メンバー:PIKKUさん、こごせさん、レオさん、法香さん、のぶなが






赤崎東谷の入口は、、トロッコ軌道の廃墟、、
時節の移り変わりが感じられる。
廃村、、ともども近い過去の事実。

芦生は残された自然の独特の世界だけではなく、、
生活していた人々の葛藤、痕跡が特異な世界を作っている。




                                     photo by Leoさん

沢歩き2度目のこごせさんは、、果敢に挑戦。









                         photo by Leoさん


前回の小野子西谷よりは面白さが増す




小滝が続く






                         photo by Leoさん


巨木とは言えないが、、幽玄の深山、、姿が個性的


















どの古木を見ても、、単調ではない。
数度折れた後に、再び活性したもの
数種の木々が絡まりあったもの、、
それぞれが、、歴史だ。 そして逞しい。





これは、右に巻いた。













この木は、、
途中から、他の木がくっ付いている。





葉っぱが一様ではない。 様々な合体木だ。













これも右を巻く









この大木の下が、↓である。







                       photo by Leoさん



                      photo by Leoさん





                         photo by Leoさん





奇形の連続





赤崎東谷に入って1時間40分程で、、二股。

しばし休憩








二股からは、、右に登る。

↓ 極端に細くなる ↓













                         photo by pikkuさん





二股から20分で、、沢を岩が塞ぐ




右手尾根に向って急登20分

 photo by pikkuさん





枝尾根の稜線で食事。20分

赤崎中尾根の枝尾根だ。


この尾根を、
雷杉のある主稜線に20分

細い枝尾根なのだが、、
巨木が多い。








地図を読めば、、大体の位置は想像できるが、、
LEOさんのGPSで、追認して安心して行動。

道なき道なので、、直登するか右に巻くか?
LEOさん 「 直登すれば、直ぐに平になる。 」
正に、、その通り。

芦生では、、GPSの効果は頼もしい。






広い中尾根の巨木に比べると
それ程ではないが、、






規格品、量産品の現代にあって
これらの必然の独自性は魅力的だ。

世間と違う、常識と違う
一律性優先の個性なき日本にあって
芦生の巨木の存在は、、
自立心芽生えのキッカケになれば良い。




主稜線に出て休憩、、数分で雷杉だ。



雷杉








主稜線を、西に向かい832mPを過ぎて、、
枝尾根を赤崎西谷に下る。

登った枝尾根よりは広く、、途中まで踏み跡、若干のテープ


尾根幅が広い分、、巨木もやや大きくなる。







<挫折と再生>  と言うよりも もっと強烈なもの

イタリアの都市の歴史を体感していると、、
同じようなものが感じられる。
弱肉強食、、征服され征服し、
様々な思いと大義名分で、、

個性的な歴史風土が今も健在である。 進行形である。

芦生の巨木も、、自然の脅威との葛藤が進行形。
沢筋や湿原の、、草花の世界は虚弱。
いずれ進行は、、違う方向に行くやも知れないが。

この巨木の世界は、、逞しい。
大自然と歴史レベルで対峙してきている。
瞬時の人間の出現の影響は、、、、



















赤崎西谷への最後の下りは、、急斜面。
尾根の最後は左に折れて、、下れそうな面を探す。



丁度、二股に下りる。
しばし休憩


赤崎西谷は終始平坦







  赤崎西谷下りは、40分で終了。

  赤崎谷出会いで、、一部着替え、、、  法香さんの足に、、ヒル被害の鮮血が!!!
  スパッツを装着していたのだが、、、


  河鹿荘で温泉後、帰宅。




■ ≪私の山登り観≫ ■
高い山に登れば地球が見えてくる
  何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。
ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか?



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