感動の共有、のぶながTOPページへTOPへ
写真豊富な のぶながワールド

≪ 浄慈禅寺、南宋官窯博物館・陶磁品市場(杭州) ≫

浄慈禅寺= 曹洞宗永平寺の本山


杭州、上海 街歩き (3)

4度目のインド旅行 and 初めてのインド一人歩き のスットプ・オーバー(途中降機)
2013-03-04 〜 2013-03-23

  



浄慈禅寺のご本尊




西湖の南、雷峰塔の南に位置する。

主なお堂は、大雄宝殿、金剛殿、三聖殿





雷峰塔最上階から見た  手前から 黒い屋根の金剛殿、 朱色の大屋根の大雄宝殿、 その奥朱色屋根の三聖殿、、、最奥の大きな建物は不明。


954年の創建


浄慈禅寺は、、日本の曹洞宗永平寺の本山
道元が、この寺の僧 如浄禅師の下で修業をした為、、









金剛殿の入口と大雄宝殿とは向かい合っている。





↑    金剛殿    ↓

大雄宝殿からの光景













金剛殿(天王殿)  の ご本尊背後の 韋駄天菩薩



仏像としての彫刻に、、素晴らしい感性を感じる。
表情に現れる聡明さ、、細工の成功さ、、、

この黄金の金剛像、、両脇にも2体の豪彩色の金剛像、、
全てに魅せられた。

事前には、全く期待していなかったので、、
心して、、この為に、杭州を再訪したい気になっている。











金剛殿から 大雄宝殿 を見る。





大雄宝殿 の御本尊





慈悲深さ の造形 に魅せられる。   仏とは、、人間の延長上にある。  人間的な温もりを持った表現だ。
作者はだれ??  中国の奥深さを垣間見る。





大雄宝殿の左側面、、、羅漢達であろうか?





大雄宝殿の右側面





象に乗るのは 普賢菩薩か


能書きばかりで実感の希薄な日本の観光寺院に比べ、、、中国の歴史ある仏教寺院は、、信仰実態が現れているという認識は、

浄慈禅寺だけでなく、、広州の光孝寺etcでも体感した。

タイ、スリランカ、ミャンマー とは、別の敬意を払いたい。



大雄宝殿の裏出口 ↓                           ↓ 三聖殿




三聖殿




三聖殿の 御本尊達は、、表現が全く違うように思える。






三聖殿 の裏から、、最奥に位置する壮大な仏殿に行けると思ったのだが、、別の建物のようである。 通じた道は見つからなかった。




境内の案内図にも、、これは記載されていない。  何だろう??







入口に戻る。

観音殿だろう、、、


「 慈航普渡 」 を検索すると、、中国語のページしか出てこない。








南宋官窯博物館 へのバス路線は
西湖周辺からは、少ない。


帰りのバスも中々来なかった。


禅= 浄慈禅寺

陶= 南宋官窯博物館




バス Y3 は、山を越え、南宋官窯博物館のまん前で停車する。
銭塘江側は密集した町並みだ。

↑     南宋官窯博物館     ↓
まるで公園のような敷地である。

公共の箱モノには、惜しみなく予算を注ぎ込む、、中国の景気を見る思いだ。


展示館は、全て撮影禁止なので、、画像は無いが、、。
ありふれた青磁 etc が展示されていたが、迫力は全くない。



入口近くにある販売用の展示場、、、魅力のある洗練された作品も多いが、、
このような所で、、購入する程の成金でもなく、馬鹿でもない。






南宋官窯博物館を出tた交差点からは、、杭州陶磁品市場の巨大な建物が見える。

建物の大きさから期待して入ったのだが、、、


ナンと、、、住宅設備用の、、風呂設備、水洗便器、タイル、、の店舗ばかりだ、、
上の階に上ると、、業務用の食器の店舗があったが、、、
個人使用の食器は全くない、、、残念、、、



外に出てから気がついた。

個人用は向かいの建物、、杭州国際旅遊品市場、、
International Tourist Product Market

こちらは、、規模が小さいのだが、、希望の市場である。







朝の 10時 なので、、客は私一人、、、各店は閑散としている。
冷やかしも気兼ねする。













青磁、、、朱茶器  と 記念に買えるものが並ぶが、、意外と高価なのである。
中々値切りに応じない。
一軒は交渉決裂、、もう一軒では、こちらの価格ですんなりOK
丁寧な包装もしてくれたので、適正価格だったのだろう。
と言う事は、、最初の店は、暴利を貫こうとしていたのだ。


手頃な青磁の小鉢を二つだけ購入。













朱茶器 は滅茶苦茶高い値段設定だ。
杭州の街中、百貨店、、上海と見て周ったが、、

数千円で買えると想定していたのが、、
数万円〜十万円 と異常である。

中国の景気高揚で、、茶陶ブームで
技術の伴う手工芸品が、、バブッているのだろうか??






4度目のインド旅行 and 初めてのインド一人歩き 目次へ


テーマ別インド旅行記テーマ別インド旅行記へ


海外旅行専用目次へ     感動の共有、のぶながTOPページへTOPへ