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≪ エジプト、、アブ・シンベル神殿 ≫

2003年11月エジプト旅行報告(6)
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■ ラメセス2世が自らの為に造営した アブシンベル大神殿と
   王妃ネフェルタリの為に造った アブシンベル小神殿 観光。

  アスワンから南に280km、一般的なエジプト観光では、最南端にある。
  1813年に発見されるまでは忘れられていたシロモノである。
  1909年に、砂に埋もれた状態から完全に姿を現したそうである。
  カイロからは遥かに遠い!

■ 今から約3300年前に造られたのだが、アスワン・ハイダム計画の為、水没する事になり
   紀元後1968年に、62m高い位置に分解移築したものである。

           (年代等の解説は、ふくろうの本「図説古代エジプト1,2」を参考にしました。)

長いエジプト歴史を少しでも体系的に把握する為に、下の簡易年表で時代を確認。
観光に関連した<<エジプト歴史表>> []の部分を観光。
BC3000 <観光>
ピラミッド
BC3000
BC2620
BC2520
エジプト全土統一
ジュセル王、階段ピラミッド造営
クフ王、ギザの大ピラミッド造営
BC2000 <観光>
カルナック神殿
王家の谷
ツタンカーメン
アブシンベル神殿
モーゼ出エジプト
BC1520

BC1350
BC1275
トトメス1世、カルナック神殿造営、王家の谷を開く
ツタンカーメン擁立
ラメセス2世、カデシュの戦い
BC1000 <観光>
コム・オンボ神殿
エスナ神殿
イシス神殿
アレキサンドリア
BC 332


BC 30
アレキサンダー大王征服


クレオパトラ7世 自殺
    0 <観光>
古代神殿、神像破壊
AC325

AC380
エジプトのキリスト教は異端とされ、以後 「コプト教」と呼ぶ。
ローマ皇帝テオドシウスがキリスト教公認し、それ以外は邪教と思われ、エジプトの神殿、神像が破壊、破棄された。
AC1000 <観光>
スエズ運河
アスワンハイダム
1869
1970
スエズ運河完通
アスワンハイダム完成

<アブ・シンベル大神殿>

4体のラメセス2世像は高さ22m



アスワンで早朝に、クルーズ船をチェックアウト
帆舟でナイルの島の観光後、アスワン空港からアブシンベル空港まで45分
(アスワン空港への途中の砂漠で、「ここの砂が一番キレイ」と途中下車して、袋に詰める。)
↑ アスワンハイダムで出来たナセル湖の風景 ↑
↑↓飛行機の窓から逆光で撮った為、写りが悪く、強烈に補正したので、
コントラストの不自然な画像となっている。↑↓
↓ 着陸直前に瞬間見えるアブシンベル大神殿(左)と小神殿(右)。  空港周辺の砂漠 ↓
↑ 着陸直前に見えるから座席は左の窓側を取れ、との情報だったが、2時間遅れた飛行機はガラガラで
   難無く座席確保。
デジカメも連写に設定し、瞬時に何枚も撮れる様に、、
ところが窓は汚く、逆光、で何処が大神殿やら判明し難く、これかな?と思った所でシャッターを押していたら、何とか写っていた。
他の人は 「どこか判らんかった〜」 と、、、

空港着後、直ぐに神殿観光、それからホテルへ
夕食後に、再び神殿で、音と光のショーを鑑賞する。


★ アブ・シンベル神殿、大神殿 ★

ラメセス2世自らの為の神殿

↑大神殿裏が入場口
コンクリートドームの上に砂

↑裏からグルッと廻って
ナセル湖が見えてくる

↑大神殿を真横から見る
前面だけが移築したもの

移築工事中の写真 →

水没を逃れる為に、62m高い位置に移築された。
岩窟神殿だったのをブロックに切断し
まっ平らな砂漠に、造作部分を移築、
岩窟の部分はコンクリートでドームを造った。

と事前の知識があったので、↑の砂を被せた裏側を
最初に見せられたので、公園のセットのイメージ、、、
神秘性が欠如した雰囲気で始まった。
↓ 左が大神殿、  右が小神殿 ↓



真下で見上げると、22mの巨像は高い


←↓↑大神殿内部 ↑↓→

常に人を入れているのは
大きさ比較 と リアル感 の為


★ アブ・シンベル小神殿 ★

王妃ネフェルタリの為に造った神殿

この箱はスピーカー↑

愛妻ネフェルタリの為に造った小神殿、、、
ラメセス2世の巨像の足元にはいつも愛妻ネフェルタリが、、、
愛妻家のように言われているが
8人の王妃、子供は100人以上、なのだから
愛妻家と言うより、恐妻家ではないのか?
ネフェルタリのご機嫌取りに造らされたのでは??
公式記録のタテマエは、本音の逆、、今も昔も同じでは、、


夜の音と光のショーは、砂漠の真ん中ゆえの、大音響
ホテルは高級でも不満足。 田舎である。

← 翌朝、ホテル前から朝日
アブシンベルは神殿観光以外何も無かった。
慌ただしい1泊であった。
↓早朝の飛行機でアスワンへ
↓アスワン空港には、軍事施設もある

往路、アスワン→アブシンベルも2時間遅れ

帰路、アスワンに着いたら、予定のルクソール経由カイロ行きが、2時間の遅れ表示、、その2時間前の、カイロ直行便も遅れている。
幸いにも、本来乗れないはずのカイロ直行便に乗れて、カイロ着が予定より早くなった。

アスワンの搭乗ゲート前の待合室は、広く清潔。
2時間以上の待ちぼうけもウロウロと数軒の売店をヒヤカして過ごす。 アブシンベル、ルクソールの空港は小規模。
遅延表示は2時間以上の場合、、1時間遅延は当たり前なのか表示は無い。

↑ 蛇行するナイル川。 右の白い所は山
↓飛行機から見えた階段ピラミッド
↓カイロの街並み

■  カイロ着後、バスで スエズ観光、聖カタリーナへとシナイ半島南端までぶっ飛ばす。
   シナイ山登山を意識して、バスの中では、映画”十戒”のビデオ鑑賞。

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