≪遠見尾根・五竜岳より下る≫ 登山報告

写真豊富な、のぶなが山行記
感動の共有、のぶながTOPページへ ■ コース=五竜山荘 → 白岳 → 遠見尾根 → アルプス平

01年 9月22日  天候=早朝晴れ、以後山は厚い雲、下界は快晴

■ 所要時間=五竜山荘発9:22 → 西遠見山10:41 → 大遠見山11:07 → 中遠見山11:54→
          → 子遠見山12:15、12:37 → 地蔵ノ頭1:16 → アルプス平1:36 合計 3時間53分

≪標高差 1294m≫ 奥穂高の標高差=2073m、悪沢岳=2041mである。
主な標高≪五竜岳2814m≫≪アルプス平1520m≫

■ 八方〜唐松〜五竜岳の山行記へ

遠い遠いと評判の遠見尾根、相当覚悟して下り始めたのだが、
白岳から下り初めて、鎖場など変化に富み、五竜岳を眺めと、飽きる事はなかったが、下界は厚い雲で眺望はなかった。

西遠見の下からは、鹿島槍の美しい雪渓(カクネ里)が見え、その魅力故、垣間見えるのが楽しみとなる。
足場は、土で、ごろ石など全くなし、緩やかな勾配、樹林帯の中はなく、見通しよく快適な下りとなった。


白岳の下、鎖場など変化に富む
次第にガスが湧き上がる

五竜シラタケ沢の雪渓
もう五竜も鹿島槍も見えない

下界は完全に厚い雲で見えない
稜線上の道ばかりで開放感
←西遠見山の池
丁度良い休憩地点だが、ゆっくり歩く事が休憩とする私は立ち止まって標識を確認するだけで休まない。
この下からガスがなく下界の眺望が得られる。
↓ 緩やかな土のみの下り道
ごろ石が剥き出しなんて事は全くない快適な足運び。

←鹿島槍の美しい雪渓(カクネ里)

 天に昇る白竜のよう、
 美しい、魅とれてしまった。

鹿島槍が雲で隠れている方が、雪渓として引き立っているようだ。

2200m〜2300mだけに雲があり、その上下は快晴のようだ。 山頂も快晴、下界も快晴、間に厚い雲
↓大遠見、団体が休憩
↓下界の眺望が快感、八方の町?
グループがドンドン登って来る。↓
中遠見と小遠見、常に見通し良好

      美しいではないか!カクネ里
   やはり鹿島槍は見えない方が絵になる。
 見えたら見えたで、また美しいかも、、見えればありふれた美しさか?

↑下って来た遠見尾根、
五竜岳は厚い雲の上
↓中遠見のケルン
↑ハンググライダー、気持ち良さそうなので、飛んでいるつもりになってみた。
以外にも、<30分も舞っていると、同じ光景に飽きてくる><2、3回体験飛行するだけで充分な遊び>と結論。
             →
小遠見山2209mから天狗岳1940m
 ↓左手に戸隠連山、遥か向うが飯縄山と、初めて見る信州の山

 ↑八方の町と雨飾、火打方面
 ↓遥か向うに浅間山方向
← 小遠見からの下り
あまりの爽快さに、この下りを走り出してしまった。

  実りの色の田園風景   →

↑やっと終点アルプス平全景

 ↑ゴンドラ乗り場とレストラン

 ↑五竜テレキャビン

↑とおみ駅からテレキャビンを見る
パラグライダー場でもあった。

↑<風呂、JRまで送迎>を裏切って休業のエスカルプラザ

↑ゴーストタウンの如きスキー村をJR神城まで歩く
←JR神城
駅前にはレストランも喫茶店も、コンビニもない。観光案内業を兼ねる駅長さん。
裏の白い切符を買って、ガラガラの臨時特急で名古屋まで。
新幹線に乗換え、阪急電車を2回乗換え、我が家でやっとお風呂。

良き山行でありました。

下り途中出逢ったのは、西遠見までは、単独行ばかり3〜4名、大遠見までは2〜3名のグループ、そこから下は、圧倒的に団体さん。 やはり、単独行が、レベルは上である。  小遠見以下は、ハイキングのお客様、、、、

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■ ≪私の山登り観≫
高い山に登れば地球が見えてくる 何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。 ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか? 単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。

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