≪ 桧塚奥峰、桧塚(大峰)大又・明神岳経由 ≫ 登山報告

写真豊富な、のぶなが山行記  明るい爽快な桧塚奥峰からの展望、、伊勢湾も見える

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■ コース=大又林道終点 → 明神平 → 明神岳 → 桧塚奥峰 → 桧塚 →
       → 桧塚奥峰 → 明神岳 → 明神平 → 大又林道終点

2005年 5月20日(平日)  天候=晴れ、薄曇り

■ 所要時間=
    登り: 林道終点6:25 → 明神滝7:15 → 明神平8:08 → 三ツ塚8:31 → 明神岳8:45 →
        → 赤ー尾根分岐9:24 → 桧塚奥峰9:38 、10:00 → 桧塚10:20        計 3時間33分
    下り:桧塚10:20 → 明神岳11:24 → 明神平11:55、12:05 → 林道終点1:32   計 3時間2分
                                                         総合計 6時間35分

≪標高差 640m≫ 標高差は少ない。 奥穂高の標高差=2073m、悪沢岳=2041mである。
主な標高≪桧塚奥峰1420m≫≪桧塚1402m≫≪明神岳1432m≫≪林道終点770m≫


■ 車で登山
   西宮発3:22 → 宮滝5:30 → 大又林道終点6:10   往路2時間50分、122km
   帰路:大又1:41 → 宮滝2:26 → 名柄3:08 → 堺(大和川)4:22 → 西宮5:40 帰路4時間
       帰路は、松原で渋滞     総走行距離=241km

■ 大又バス停から林道終点までは 5Km あるので、マイカーでアプローチになってしまう。

★ 以前 03-04 に桧塚奥峰を目指したのだが、前日に季節外れの大雪が降り、登山道から上が積雪。
   明神平まで登ったのだが、それ以上は無理と判断したので、今回は再挑戦となる。

  土日の天気予報よりは、金曜の方が良かったので、平日登山を決行

  心配していた通り、他の登山者は皆無。
  奥深い山中で全行程 たった独りというのは、気分が良いとは言えない。
  荒れて暗い明神谷の前半の登山道を、、誰も入山していないと知りながら登るのは気分が重い。
  歩くペースがスローになる。  明神滝辺りで、身体が温もり始めてヤッとマイペースに、、、



桧塚、桧塚奥峰 〜 明神岳、水無山、国見山 の展望 ( 高見山から撮影 01-05-19)


↓ 本日は、明神岳から桧塚まで往復したのだ ↓



高見山に登った時は、この方面は全く未知の領域だったので、山の名など知る由もなかったが、
今では、薊岳を含めて全部登っているので、この写真の爽快さが気持ちが良い。

あちらから展望し、こちらからも展望する。
それぞれの現地体験があれば、それぞれにいる 己の存在 が客観的に見えるような気がする。
今の立場のみの視野よりも、幅広い立場で物事を見る事が習慣となる。
体験が増えるほどに、過去の未熟さを知る事になる。




大又からの林道は、細いけれども通行に問題はない。
バス停から歩くとなると、1時間以上も掛かる。 歩くには陰気な林道である。
3度目の体験である。



← 一般車はここまで、
林道はこの先数百m以上続き
左手に続いていく。
                →
未舗装から途中で新しくコンクリート舗装された場違いな感じのする林道に変身している。
数年前の登山口も変わり、その上までも舗装されているのには驚いた。



明神滝までの前半は、荒れた登山道
落石、倒木、崩壊と厳しい


この時点では、爽快な青空である。
しかし、登るにつれて青空が薄れていく。

沢を何度か渡り、渡り返す。


深山万年草? この艶やかさは目立つ



↓ 高度感のある ≪ 明神滝 ≫




明神平までの中間点の明神滝を過ぎると、道は穏やか。

この滝は、前の空間が広い。

滝の存在感は、滝そのものだけでなく、その前の空間、滝壺周辺のたたずまい、、、等 要件は多いが、この滝も立派なものである。

明神滝を過ぎると、ゆったりとジグザグ
橋ありベンチあり、、沢ありと、楽しく楽な登山道。
上部になると、水場あり、バイケイソウの群落と変化あり






明神平下からは、薊岳の全貌が、、、
ただ、、薄雲で、青空が見えない、、


↓ 遙か遠方が、、金剛山と葛城山 ↓




↓ 親しみのある光景 明神平 ↓
( 三ツ塚への登りから見る )

明神平では、写真を撮っただけで休憩せずに、三ツ塚分岐に進む。

右手に水無山1441.3mへの登山道








← 前山への分岐

明神岩を大きく回り

        三つ塚の分岐へ →
ここは、展望はないが、、
明神岳へ向かうと、樹間から南の展望が得られる。

↓ 釈迦ヶ岳+孔雀岳+仏生ヶ岳、、大普賢岳 ↓
左手前が白髭岳                


こういう展望になると、嬉しくなってくる。

右手が白髭岳 ↓
左手遙か遠方の山、、、気になる山姿なのだが、、名前が確定できない、、
( 笠捨山か? )



↓ 南側がスパッとキレ落ちた尾根を明神岳へ ↓


明神岳山頂を真直ぐ進むと、池木屋山へ、、
ここを左に下って、目指す桧塚奥峰へ、、
小さいけれど 「 桧塚奥峰へ 」 の指標は数個ある。
ここまでは、迷いそうな所は無かった。




明神岳から桧塚奥峰へは、
先ず、Up Down を繰り返しながら、
1394mピークにある赤ー尾根への分岐を目指す。
道は極めて明快である。
低い笹原の間に登山道は続く。
ただ、テープは少なく、名前の記されたは指標は全く無いので、、これで良いのか?と不安がよぎる。

落葉、積雪時は、登山道が見えないので迷う可能性は大きくなりそうである。

↓ 中間点にある ↓
神木 『 オカマの樹 』 が確認できたら、道は正しい。


この樹には、鳥居と注連縄があっても良い、、、


軽い Up Down を繰り返し
小さな指標のある 赤ー尾根<>桧塚奥峰分岐に着く

注意しないと見過ごしそうな地点である。

真直ぐ行くと、赤ー尾根へ
桧塚奥峰へは、大きくUターンするのだ。
右画像の、「 桧塚奥峰へ 」 と書かれた板指標は、
桧塚奥峰方向へ曲がった側にあるので、、、見過ごしそう。




大きく曲がると左手(北方向)に展望が、、、
本日初めての北の展望である。
↓ 鎧岳、兜岳、、、倶留尊山、、、↓



桧塚奥峰山頂への軽い登り 



↓ 桧塚奥峰山頂 ↓

東から南、西への展望が爽快である。



↓ 桧塚奥峰山頂からの大展望 ↓



東の展望   ≪ 桧塚山頂 ≫ ↓


優しく、陽気さを感じる光景
桧塚山頂は展望が無いので、行っても仕方が無いが、、
この道は歩いてみたくなる。




↓ 南の大展望 ↓  魚眼レンズ150度の視角


池木屋山〜赤ー山周辺の山名は、そのあたり??と不確か




↓ 南西、西の大展望 ↓


赤ー山周辺は、千里峰、奥ノ平峰、霧降山、、とあり、、未確認です。




真北の展望は得られないが、、、



↓ 北の展望 ↓
鎧岳、兜岳、、、倶留尊山



↓ 東の展望 ↓ 望遠
≪ 伊勢湾 ≫ が見える、、、右端が鳥羽市辺りか?
( 対岸が微かに見えているから熊野灘ではないだろう )



↓ 南の展望 ↓ 望遠で
遙か向こうが、、日出ヶ岳だろう、、
その前が、、池木屋山??霜降山 ??

池木屋山は登っていないので、確信は持てない、、


↓ 南西の展望 ↓ 望遠で
手前が白髭岳、、
遙か遠方が、、釈迦ヶ岳+孔雀岳+仏生ヶ岳、、大普賢岳




写真を撮っただけで、休憩なしで、桧塚へ



↓ 桧塚への爽快な歩み ↓



途中から西が見える
↓ 今日初めて明快に見えた 水無山、国見山 ↓





↓ 北の展望 ↓
高見山、、遠方に 鎧岳、兜岳、、、、、倶留尊山





↓ 高見山 ↓ 望遠で
見る方向でイメージが全く違う



↓ 鎧岳、兜岳 ↓ 望遠で
高見山から見た印象的な姿とは違い、少し平凡な山に見える




↓ 展望の無い ≪ 桧塚 ≫ 山頂 ↓


↓ ≪ 桧塚奥峰 ≫を振り返る ↓


↓ ≪ 桧塚奥峰 ≫ 展望山頂 拡大↓





早朝は快晴であったが、、
次第に薄曇、、時々温かい日差しが、、

しかし、展望は爽快に得られ大満足の山行
登り始めは、少し気分が重かったが、

≪ 桧塚奥峰 ≫に立ってからは、、もう陽気一辺倒
帰路は、お花を楽しみながら軽快な歩み










































下山後も、、全く疲れがない、、
やはた温泉に入る必要も感じないで
そのまま自宅へ直行、、
家で入浴後、ビールだ〜
途中、王将の格安餃子を買い、、ビールだ〜


■ ≪私の山登り観≫ ■
高い山に登れば地球が見えてくる
  何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。
ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか?
 単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。

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