≪北穂高岳・涸沢岳・奥穂高岳・前穂高岳≫登山報告

写真豊富な、のぶなが山行記
98年 7月 18日〜20日  天候=晴れ、最終日小雨
感動の共有、のぶながTOPページへ コース=上高地 → 涸沢ヒュッテ 泊 → 北穂高岳 → 涸沢岳 → 穂高岳山荘 泊
      奥穂高岳 → 前穂高岳 → 岳沢 → 上高地

所要時間=1日目、バスターミナル発6:45 → 涸沢ヒュッテ12:30     計 5時間45分

       2日目、涸沢ヒュッテ発5:05 → 北穂高山頂8:07 →  涸沢岳11:03 →
            → 穂高岳山荘11:35                     計 6時間35分

       3日目、穂高岳山荘発4:35 → 奥穂高岳山頂5:15 → 前穂高岳6:36 →
            → 岳沢ヒュッテ8:56 → 上高地バスターミナル11:00  計 6時間25分
                                                3日分合計 18時間45分

≪標高差 1693m≫ 奥飛騨温泉からだと奥穂高岳の標高差=2073m
主な標高≪奥穂高岳3190m≫≪涸沢岳3110m≫≪前穂高岳3090m≫≪北穂高岳3106m≫


大阪より急行ちくまに前夜乗り、松本着朝4:00、新島島経由上高地着6時半。
明神、徳沢、横尾と3時間も標高差なしで歩くのだが、最初の頃は良いウォームアップだと思っていたのだが、慣れてくると次第に時間の無駄だと思い始めた。 徳沢園の愛想のないオッサンにも飽きがきている。

登山客は意外と少なく、涸沢ヒュッテではフトン2枚に5人と言う余裕の待遇である。 秋の紅葉の時期は大混雑だ。
穂高は3度目の挑戦で、やっと天候に恵まれた。 過去2度は雨で途中で引き返す羽目に!


明神から見る明神岳第5峰
ここから穂高は見えない

翌朝、北穂南陵から北穂を目指す
最初の取り付き梯子

太陽を背に受け黙々と登る
登りの中ほどを超えた辺り

後一息の所で、カメラ休憩
振り返ると、前穂高の各峰

左手は、奥穂山頂、黒いのがジャンダルム。コルには穂高山荘

右手には北穂山頂が目の前に
北穂小屋の屋根ものぞいている
← 北穂高山頂から
≪槍岳≫だ。双六、黒部五郎、鷲羽と凄い絶景である。 真下はスパッと落ち込んでキレットに続く。 この高度感がたまらない。
≪槍≫は、ここと鷲羽岳からの眺めが最高である。 天候に感謝!

↓は常念岳、端正な姿だ
左が奥穂高山頂、真中の黒いのがジャンダルム。 右手手前が北穂の南峰。 何百人の人間が張り付いているのだが、点にも見えないスケールの大きさ。
正に快晴である。

↓は右手に見える笠岳。抜戸岳は雲に隠れている
涸沢槍の登り

人は見えないが→が頂上部の拡大画像。人間が列をなして登っているのだ。 この登りに50人はいるだろう。

→涸沢岳から見た穂高岳山荘

UpDownが多く結構疲れているのだ、後は下るだけ。

穂高山荘から見た涸沢。ど真中の少し赤いのがヒュッテ。 近くて遠い
 穂高岳山荘
受付けを済まして夕食までゴロゴロ


奥穂高岳への登り→

この時間だと当然下りて来る人がほとんどである

翌日は朝から小雨、奥穂高岳山頂

吊尾根を北穂高岳へ、結構快適だ
奥穂高岳から見通せた経験が無い
何時も雨、ガスである。

ところが、上高地は晴れなのだ。山頂だけに厚い雲。 この後も何度も奥穂高岳を見たが雲がかかっている時の方が多いような気がする。
君子平を少し下ったら、この有様だ。雲が切れている。 上を見ると暑い雲なのに。

重太郎新道は辛い道だ。 上層部より下るにつれて快適さが無くなってくる。 ペースに乗れない道である。
上高地のバスターミナルに着いたら、整理券を急いでもらおう。 2時間待ちは当たり前。 でも意外とキャンセル待ちがある。
上高地と穂高は別世界。 上高地では観光客が大多数、登山者は異端者の目で見られる。 観光客には登山の基地である事を知らない人もいる。

≪私の山登り観≫
高い山に登れば地球が見えてくる 何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。 ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか? 単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。

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