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 自生のササユリ開花直後写真集

6月の山歩きの最大の楽しみは、、笹百合 発見である。
・・ 汚れ無き旬は 短い ・・

きらりの視線(17)写真集



2008-06-18 裏山にて撮影

5月末から、ササユリの蕾を探しながら歩き、自生場所をほぼ把握。
08-06-15 に最初の開花を確認して、06-18 に撮影実行。

梅雨の合間なので、残念ながら曇天であった、、、
カラッ―ッとした色が出なかったのはそのせいである。



『 可憐で地味な存在の 山のササユリを 如何に撮るか! 』

野に自然に生息している姿を、、、、記憶に残したい、、、
その生き様を、、ササユリのイメージとして記録したい、、
その最初の試みである。






















開花したばかりである、、その姿の、内も外も清潔なままである。
全てに勢いがあり、、純である。


・・ 汚れ無き旬は 短い ・・









『  登山道に向って、挑戦的に咲く一輪  』





↓  ピンクの色づきが良い  ↓
開花したばかりで、雌しべに花粉が未だ付着していない。
開花に向ってのエネルギーの全てがそのまま残っている短い瞬間である。
虫や蝶の来訪を受け、受粉・受精にエネルギーが費やされるのは、次のステージである。



雌しべの待ち受ける初々しさ、、、and 雄しべの花粉の満々さ、、、

・・ 汚れ無き旬は 短い、、、貴重な瞬間である事を意識して味わおう ・・


二株が並んでいる。














雌しべは、長く伸びて、下から上を向いている。






生々しい


・・ 汚れ無き旬は 短い ・・







二連装 a






二連装 b






二連装 c






三連装 、、、





大自然の中、、、自由に、、自己責任で子孫を残す為に、、、
今の存在そのものが、強く生きて来た証拠である。












『 明日咲くぞ〜 』






未だ数日かかりそうである。


2輪の株は、、来年も2輪なのだろうか?




『 登山道に背を向けて咲く 』






Back からも グーッ !














『 白っぽい、、花びらが幅広い、、、  』
異質である。 ササユリにもイロイロあるのだろう。





時には荒々しい大自然の中を、、堂々と生きているのである。 野生は強いのである。

















早く咲く過ぎたのか、、、受粉完了で頭を垂れている。  花びらも食われてしまった。
この位ではメゲナイ、、、種を作って来年に備えるゾ〜!










『 コアジサイ  』
仲間は少し盛りは過ぎているが、、、この株は陽当りがマイルドな位置に居る。









他の株はとっくに勢いを無くしているのに、、
この白糸草は、50cmの背丈を伸ばしきっている。










『  雌しべは長〜い 』











登山道脇、、笹と同じ背丈、、、、

笹原の笹の途切れた場所に咲いている場合が多いのだが、、、





やや寂しげな雰囲気を醸し出している一輪。
笹に取り囲まれて、、自分の勢力範囲が確保されていないのである。






花粉が未だ成育していない、、、花びらにも全く汚れがない。
小さな蜘蛛が居るが、、、




汚れなく初々しい、、と思いきや!!
↓ 雌しべだけは、異常に長く、、淫らが覗く ↓







↓ 雌しべは下に位置するが、、花びらの大小の位置関係は一定ではないらしい。 ↓






楽しきかな、、ササユリ探索、、

何事も、、注意深く見れば、、面白さ、楽しさが拡大していく。

ササユリに気が付かずに通り過ぎる登山者の、ナンと多いことか!
もったいない、、、

美しいものに気が付けば、、、それを積み重ねれば、、より Happy !!!


事前に、蕾つきは、15株確認していたのだが、、
開花の始まった今日になって、、新たに15株発見。

当然、、色づいた花は目に付きやすくなる。

合計30株のササユリである。
蕾の無い若い株は、その数倍はある。

来年の備忘の為、地図を残しておく。





笹百合なんて何処にでもある。
それぞれ自分の裏山を見つけよう。

06-24 追加
開花後に雨が続いたので六日後には、、06-18 に咲いていたのは全て、落下or萎れていた。
蕾だったものが全て奇麗に開花中。

そして今日、新たに 17株の開花中を発見。  登山道から遠く離れていても発見できる。
(総合計、、47株の花付きの笹百合の株を確認したことになる。)
これだけ身近に、大量にあると、、来年はそんなに '心ときめく' 事は無いかもしれない。


 ↓ 登山道の遙か下で発見した4株の一つ、、昨年は多くの種を飛ばしたようである。




 ↓ 2連の蕾も開花していた。




 ↓ 開いたばかりで、花粉の汚れは皆無である。



明日には咲きそうな蕾が2つ残っていただけなので、、、この2株で今年のササユリシーズンも終了である。





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