≪ 映画「 タンゴ、TANGO 」の 映像美 ≫

感動の共有、のぶながTOPページへ写真豊富な、のぶながワールド
■ カルロス・サウラ 監督 スペイン、アルゼンチンの合作映画。

■ こだわりの映像美が、全画面に現れる。
  <赤と黒>、<多彩な背景色、赤、白、黄、緑、青、、、>

当然、全編に溢れるタンゴの音楽、そして ダンスの数々、、、
タンゴが日常的穏やかさで、ほとんど全編で奏でられる、、、映像を見ながらBGM的に流れて来るのが、実に心地良い。


 ピアソラを聴き込んで行くと、「這い上がれない底無しの暗さ 」 を感じ、不幸の音楽であると思いかけていたので、この映画のタンゴの日常的な健康さは意外であった。

 たまにテレビで放映される、来日タンゴグループの踊りが、厚化粧のオッサンとオバサンが、不健康にSEXY、、とイメージさせていたのとは大違い。  この映画のタンゴの踊りは、正常なるSEXY感を燃え上がらせる。

■ 事情を知ってこの映画を見た訳ではない。  「タンゴ」 という見出しが目に付いただけで録画しておいたモノ。
 全くの予備知識も、先入観もなかった。
 暇つぶしに再生していて、途中から  「 あれ! 背景画像にこだわっている 」 と気が付いた。
 どちらかと言うと、タンゴなんて、、2流映画に過ぎない、、と先入観があったのかも知れない、、、、、

■ flash画像 19本同時再生、950Kバイト という CPU には厳しいページである。 まともに再生してもらえるのか? 実験的なページでもある。
このページ作成中でさえ、コンピュータが頻繁にフリーズ! 何度電源を入れなおした事か!

読込み時間を考慮して最初に単なる JPG画像を9枚配置した。







ストーリーは大して重要ではないが、、
ミュージカル制作の過程に絡めて
男女各2名の愛憎が展開して行く


主役は、やはり<タンゴ>の<音楽><踊り>
それに、背景色へのこだわりが、、
<製作者の感性>が刺激的に伝わってくる。




↑↓ タンゴという音楽・踊り が小気味良く、、、、この場面、もっと続けて欲しい、と、、、
↑↓ 30分続けても構わない





♪♪♪♪♪♪♪♪♪
♪♪♪♪♪♪♪♪♪


♪♪♪♪♪♪ ッダンッ! と キマッタ場面
かっこいいィッ

↓↓ いいイイ、、 とっても良い。 ダイナミックでメリハリがあり、しかも美しい。
↓↓ 知性でコントロールされている。  SEXYではあるが、、イヤ、自制心のある強烈なSEXYさである。














 イロンナこだわりがある

 いろんな感性がある

 生き方 イロイロ

 皆、それなりに幸せならば良い、、、

 お互い、他人のそれを認めあえば、

 皆 楽し!  他人の感性もまた楽し!




↑ イイナア〜ッ ↑







 背景も、 グリーン、ブルー、イエロー
 色にのみこだわっている訳ではない。

 場面も、大道具も、カメラの移動も
 こだわりの変化がある。




 映画のエンディングに向かって

 陽、艶、美、建 から

 恐、狂、暴、暗 と 雰囲気を代えていく、、

 終わりに向かって<緊張感>で盛り上げて行く、




 象徴的な意味合いの場面展開、

 度々、登場させる、カメラ、、、

 深刻ぶっているような、、
 気がしないでもないが、、、、

 ま、、多彩に変化させる、照明、、、、、





■ DVDレコーダーを購入した。 ハードディスク付なので、考える事無く、とりあえず録画ができる。
それで、深夜放送の 「タンゴ」 を、タンゴという名前だけで、録画してみただけ、、なんだが
予想外に、個性的な感性の持ち主に遭遇した。  楽しめる映画であった。

子供だまし、多数動員のみを目指して作られた映画に、、、それにまんまと乗せられる多数の大人、、に
それぞれ、自尊心、プライドはないのか!

 「自分のだ」 と自信を持って、表現できる感性、思想 を身に付けている大人達が、
周辺に居ない事に、寂しい思いをしているのだが、、、、

とりあえず自分の感性にこだわって作られたこの映画に、(私とは異質ではあるが)
<コダワラねばならない仲間が居る>という意味で、楽しめた、、面白かった。




   のぶながTOPへ  掲示板に参加して、感動の共有と増幅を!  
   前画面へはブラウザの<戻る>で戻って下さい。