≪八経ケ岳・弥山≫大峰山 登山報告

写真豊富な、のぶなが山行記
感動の共有、のぶながTOPページへ ■ コース=トンネル西口 → 弥山 → 八経ケ岳 → 弥山 → トンネル西口

02年06月08日  天候=晴れ、

■ 所要時間=トンネル西口 6:30 → 奥駆道7:27 → 理源太子像8:24 → 弥山小屋9:40、9:53 →
        → 弥山山頂、天川弁財天奥の宮9:58、10:04 → 八経ケ岳11:00,11:40 →
        → 弥山、八方睨み12:00、12:17 → 理源太子像12:44 → 下り分岐1:23,1:29 →
        → トンネル西口2:10  登り計4時間10分、下り計2時間10分 合計6時間20分

≪標高差 815m≫ 行者還岳〜大川口の標高差732m

主な標高≪八経ガ岳1914.9m(近畿最高峰)≫ ≪弥山1895m≫、トンネル西口1100m

■ 初めての 「車で登山」 体験。 疲れる、渋滞が不快等の理由で、MyCar登山はしなかった。
  しかし、塩見岳に鳥倉林道から行く決心をした為、MyCar登山が必須となり、手始めにトンネル西口へ

■ 西宮発、朝3:20→堺4:10→千早赤阪村4:37→下市口5:15→天川川合5:46→トンネル西口6:18
  帰り、天の川温泉4:12→西宮8:00
  往路 114km、3時間。   帰路約4時間

≪銀竜草≫
何故か気になるギンリョソウに遭遇
これで5度目だが、今までは7、8月にアルプスで見たので
6月に大峰で出会うとは全く期待していなかった。

山頂で、「見たか?」と聞いても、誰も知らない!
この意外性が、密かな楽しみになる。


川迫川から見た
鉄山(三ツ塚)
登山口から200m程平坦に歩き、
この丸木三角橋から急登となる。
最初からWストックで、脚の負担を減らしながら登る。
弥山山頂まで 2/3 が急登なんだから、、

  ↑ 急登1時間で
奥駆道との合流地点
途中展望はほとんどダメ!
トンネル西口までは、狭い道幅が多い。 早朝は良いが、帰路は対向車に度々遭遇するので、退避場所を意識しながら運転。   ↓ 理源太子像までは
軽いUpDownの樹林帯
石休場宿跡、弁天の森を過ぎ、珍しく弥山が見える開けた場所
ずっと樹林帯なので、
展望はこの有様。
稲村岳、大日岳
理源太子像(聖宝宿跡)
ここから、1時間の急登となる
理源太子像から7分程登って、左手下1mの所で発見、銀竜草。3ケ所に点在
樹林の中ジグザグの急登
大普賢も木の間から
花のシーズンなら
楽しめそうな所も多い
南に展望が開けると
2/3の地点
急登1時間強で
突然見えてくる弥山小屋
大きな弥山小屋
左、狼平へ下り、右、山頂
弥山山頂への道
山頂の天河弁財天奥宮
弥山山頂からの展望は、樹林に遮られダメ! 奥宮裏に出ても、快適とは言えない。

悪い評判の小屋のオヤジを確認したくて、小屋の中へ、、、入った途端に、、、「アリャー!」
噂どおりの不快さの連発! 生きてる事が面白くないのだろうか? トゲのある言葉の連発!
外で休憩中の若人3人に、「噂どおり、スゴイオッサンやな〜!」 と声をかけると、皆、同意の笑顔(と見えた)
近づく時は、心の準備が必要。 そのつもりで観察すれば、不快さも楽しみとなる。
弥山から見た八経ヶ岳
一旦下って、又登る


鞍部は様々なお花畑




オオヤマレンゲ自生地なので鹿から守る為、扉を何度も開閉しながら歩く


若い松ボックリは面白い

← 八経ケ岳山頂  ---- 近畿最高峰なのだ
 錫杖は見当たらなかった。 北と東面だけ眺望がきく
南方向は、東端に出ると半分見える。
七面山はかろうじて見えた。

ここで40分休憩したが、遠景がクッキリとは行かず
近畿最高峰という単語から来る充実感には乏しい。
 ↓南の眺望
真中遠方が、釈迦ケ岳、少し左に手前、仏生ケ岳
大日岳は釈迦に隠れて見えない。
 ↓ 北の眺望     対面が弥山、
遥かに薄く、大普賢岳、竜ヶ岳、地蔵岳、山上ヶ岳
稲村ケ岳は弥山に隠れて見えない。


↑弥山小屋から、
左に行けば国見八方睨、右八経へ

国見八方睨(覗)  広いテント場、
東の眺望良しだが、台高は霞む

国見八方睨より大普賢岳を見る

 ↓大普賢岳。八経ケ岳より望遠で
手前は行者還岳だが
この方向からだと平凡なピーク

 ↓大普賢岳。国見八方睨より望遠


 ↓ 大普賢岳。望遠で
理源太子像〜弥山急登途中より

トンネル西口は、路上駐車を含め約50台程。
ゆっくりと風景を楽しみながら天の川温泉へ。
天川川合までは、対向車が多く、時間が掛る。

ミタライ渓谷でトイレ停車

↑天河大弁財天前の道
この奥を右に行けば
天の川温泉がある

↑天の川温泉¥510
ロッカーは百円入れて閉め
開けると百円戻る。 無料

↑温泉前の駐車場
広いが、満車に近い状態
(午後3時半頃)

 ↓天河大弁財天

能舞台で結婚式の打合せ


←厳島、竹生島と並ぶ
3大弁財天の一つで
芸能の神様。
            →
長谷バス停前にある。 大きいのでバスで通る時、気になっていた。 水の神様だそうな、

丹生(ニウ)川上神社下社
<車で登山>初体験は、帰路はやはり、少しイライラ、、だが、次回以降も<車で登山>となりそうである。
なんと言っても、車でMDを鳴らしていれば、気は紛れる。
行動範囲が拡がる、、今まで選べなかった登山道が選択できるメリットを、大いに楽しもう!

■ ≪私の山登り観≫
高い山に登れば地球が見えてくる 何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。
ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか? 単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。

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