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≪ テリョーシキナ、ペレン ガラ・コンサート ≫

2016/08/12 兵庫県立芸術文化センターにて
+ 国立オデッサバレエ団 + 日本

VIKTORIA TERESHKINA 2001年卒
IRINA PERREN 1998年卒




2016/08/14





マリインスキーバレエ公演は、昨年2015/11に、北京大劇院で 5公演を鑑賞したのだが、
テリョーシキナは参加していなかったので、、良い機会だったので西宮の劇場に出かけた。
イリーナ・ペレンは、、ミハイロスキーバレエのバヤデーレの録画で、、
とても スタイルの良い美人だと知っていたので、、実物を見るのが楽しみだ。




↓  座席は  T14  で やや後ろだが、舞台の中央でバランス良く見える位置  ↓




プログラムは:
1部 : 白鳥の湖 第2幕より
2部 : ライモンダ 第3幕より、 瀕死の白鳥、カルメン、メロディー

幕が上がって、、白鳥の湖だと 心構えをしているのに、、カルメンの音楽が、、
アリャリャッ!  突然に カルメンのソロから始まったのだ。


 * 画像は全て手持ちの映像からの参考掲載で、、当日のパフォーマンスとは無関係

舞台には何もなく、、背後のスクリーンに映像が投射されているだけの中、
ソリスト一人だけが踊る。   これで 観客を引き寄せるには、強力な魅力が必要だ。


ドンキホーテのキトリのソロ と続くが、、、、場に馴染んでいないのに期待とは違う踊り、、
目が醒めるようなパフォーマンスなら良いのだが、、、
いつも見ているシプリーヌ、マトヴィエンコに比して、オデッサバレエの面々、、メリハリが無い。






やっと、、白鳥の湖、、、群舞は日本人ダンサー達、、大白鳥3人が、オデッサバレエ。
テリョーシキナ と シクラロヴ が登場して、、舞台らしくなり、観る側も本気モードに、、





音楽なのだが、、生伴奏ではなく録音の再生、、、これが大問題だった。
高音の繊細さが無いから各楽器の粒立ちが無く、低音も形をなしていない。
ラジカセの音を、、天上からステレオ感な流しているようだ。
YOU−TUBEのダウンロードしたバレエでも、我が家で再生すれば、、臨場感があり鑑賞に堪えるものが多い。
録音した者が無能なのか、、ホールの再生装置が悪いのか??
何れにしろ、、バレエ芸術は、、踊りの美しさと共に繊細な音楽にも、細心の心使いが必要だ。
GALAコンサートだから手抜きでもかまわないのだろうか、、


テリョーシキナ と シクラロヴは、、いつも見る録画映像と同じく、、メリハリの利いた踊り。
2幕だけの抜粋なので、、精神的な緊張感は、、最高とは行かない? 観る側の緩みかも知れない。
大白鳥を踊る Dobryanskaya Elena がスタイル良く魅力的だった。

 ↓ Dobryanskaya Elena は Principal
     
同じオデッサバレエの High Level Artist (準Principal) の Pokhodnykh Ellina ↑ も良。


2部は、、ライモンダ、、瀕死の白鳥

     ↓  ライモンダ 1幕の群舞  ↓

 ↑  群舞は 日本のバレエ教室 (バレエ団とは思えない) のダンサー達だろう、、、スタイルの良い可能性のある人が数人見られた。  ↑


   ↓  ライモンダ 3幕のピアノ伴奏のソロ  ↓


ライモンダは、テリョーシキナ で、、イリーナ・ペレンも登場する。、

            ↓  イリーナ・ペレン  →


バヤデーレのニキアの映像でも、、魅力的だったが、、それ以上に、、気持ちの良い美人であった。



瀕死の白鳥は、、イリーナ・ペレン



バレエの踊る側の世界では、、演目 ”瀕死の白鳥” は、、飛び抜けた名曲のようだが、、
美しい動きとスタイルを観るだけの側の私には、、瀕死の白鳥を真似たものには、、全く無駄な時間でしかない、、
これをよく踊る ロパートキナには、、未だにどうしても感情移入できない。




日本での演奏会には、、
長年行かない習慣が付いているはずの私が、

( 勿論、、地元の県立芸術ホールも 初体験 )

イソイソ と出かけた理由は、、、


新聞広告で、、「会員30名無料招待 」 !!!

早速に入会して申し込む、、

全く期待していなかったのが、、  → の葉書、、

17倍の倍率なのに  見事に当選 し チャッタ のだ。


勿論、、ただ 申し込んだだけではない。

「昨秋北京大劇院でマリインスキーバレエ 5公演
全部見たのですが、テリョーシュキナさんは、
来られてなかったので、、ぜひこのチャンスを!」

との 一言メモ欄に、、
目立つメッセージを追加しておいた。

何事にも抜かりは無い。
人事の最善を尽くす癖は付いている。





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