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≪ 南沙天后宮 ≫

中国沿岸では信仰の厚い媽祖女神を祀る。

広州編(1)

初めてのマカオ・2度目の広州・3度目の北京 (1)
2014/11/05 2014/11/19




終始 雨である、、、


左右対称の均整の取れた 南沙天后宮

明の時代に起源があり、日中戦争で破壊されていたのを、1994年に再建されたのが現状の姿。

↑   大角山山頂に建つのは八重の塔・南嶺塔   ↑



南沙区は広州市街から見ると、南東の端っこである。
海珠広場のホテルを  9時に出て、地下鉄を2度乗り換えて金洲站に着いたのは 10:45である。




田舎だろうと想像していたら 金洲は、高層マンションの建ち並ぶ賑わいの街であった。
駅の改札を出ると、、マンションのチラシを持って付きまとう人達で溢れていた。







「地球の熱き方」の情報で、 「南沙5路のバスに乗って終点」 を頼りにバスを待つが、、、
やって来た南沙5路バスの運転手に 天后宮と書いたメモを見せると 首を振られる事 2回
往路の停留所の標識も、往路と復路の両方があり、両方のバスが来る。 混乱の極みだ。
ここで、、雨の中 1時間を費やしてしまい、、諦めかけた時、
マンションのチラシを配布していた若い女性が二人心配してアドヴァイス、、

結局、 「南沙4路天后宮東門行き」 のバスに乗車する。




日本出発前の準備段階では、、天后宮の地図資料が無く、衛星写真でも場所の確認が出来なかったので、
GPSのルート登録が出来なかった。  また、バスの終点が天后宮だから直ぐ判るだろうとの甘い判断だった。



南沙4路天后宮東門站で下車し、、右か左か迷ったが、、
300m歩いて天后宮正面入口に辿り着く。

老人は無料の掲示を見て、パスポートを見せて無料入場。


↓  現地の看板、、、これが事前に判っておれば心配は減っていただろう。  ↓






快晴であれば、爽快な写真となっていただろうが、、雨は止む事はなかった。





壮大な空間に、、左右対称の余裕のある落ち着いた配置、、
巨大な天后聖母像が毅然とした存在感、、
山上の八重の塔・南嶺塔 が魅力的なアクセント、、

素晴らしいの一言に尽きる。




大空間をどう切り取って写真に撮るか、、、
一枚に限定する事はない、、取り捲れば良い。




広州滞在の最終日にもう一度此処からの写真を撮りに来ようと、、予定したのだが、、、最終日も雨!!









↓   高さ14.5mの花崗岩製の天后聖母像  ↓













牌楼、  山門、  献殿、  正殿、  寝殿

↑   牌楼   ↑



山門
 



山門を出て、献殿を見上げる。


凄い階段の始まりである。




左右に均等に
鼓楼、鐘楼
碑文石




献殿



献殿からの眺め、、高度はまだまだ、、









献殿の前広場




天后聖母






またまた階段である。


階段の途中 左右対象に 喜応閣、、霊恵楼




階段は、、真中を真っ直ぐ上り
左右に分かれて上る。









正殿




正殿にも 天后聖母









高度感を感じる程の高さとなる。

均整美



背後に回り、、再び 凄い階段




ここも階段の途中には、、左右に建物、、上り詰めると寝殿だ。




寝殿




寝殿にも 天后聖母、、、同じ聖母が形を代えて3体目である。 巨大な石像を入れると 4体だ。
しかし、、、媽祖廟と言えば、、何でもかんでも祀る複合施設が多い中
媽祖聖母だけに純化されているのは、親しみを覚える。




寝殿で最後である。  右に階段、、八重の塔へ、、




南嶺塔  (何故 南?、、、山頂の北に位置するのだが、、)






南嶺塔内部、、塔には上れない。







塔の位置からの北の展望
蒲洲花園                                                         


大角山の山頂は別にあるが、、何も無さそうだった。
下りは標識に従うと車道を下る事になるので面白くない。
↓  来た階段を再確認しながら下る事にした。  ↓




下界では別の道を選ぶ、、、南沙5路のバス路線を確認する為に、、


天后湖、、、南嶺塔が見える。




浜海海岸を少し覗いてから、、バス道があるであろう広い道を進む。

蒲洲花園の複合施設だろう、、
レストラン、霍英東記念館等を左右に見ながら歩くが、、バス停らしき物はない。

完全に公園の外に出て、、一般車道、何も無い、、右に行くか左に行くか?
迷っていたら、、物売りのおばさんが 右を指す。

右に歩くが、、全く何も無い、、ありそうにも無いので引き返そうかと思う程、、

もうやけくそになって、、前に進む、、、

天后湖から 1.6kmも歩いて、、やっとバスを見る。
そこは、、南沙湾站バスターミナルである。

広州南沙湾( 蒲洲花園の入口 )



南沙5路のバスの終点は此処 南沙湾站である。
天后宮というバス站そのものが存在しないのである。
天后宮站 = 南沙湾站 なんて部外者には判らない。

結局、、地球の歩き方の記載が、、古いのか間違いなのか!!
大いに惑わされた情報であった。  早速に、、間違い指摘の投稿をする。

南沙5路のバスに乗って 金洲站へ、、
アドヴァイスをくれた女性達に会ったので、、礼を言う。
 「BEAUTIFUL TEMPLE !!  謝謝 !! 」


広州市街の戻り、、長寿路站から 宝源路、龍津西路、広州古玩城を巡り、
広州三大酒家の半渓酒家で夕食。







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