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≪  大同古城 : 城壁、永泰門、和陽門  ≫


現存する大同古城は、
魏、唐、遼、金、元の各時代の変遷を経て、明の時代1372年に建造されたものを補修・維持している。
高さ = 14m、 底辺の幅 = 18m、 上部の幅 = 12m
全長 = 7.2km で  吊橋、城楼、箭楼、月楼、望楼、角楼、控軍台 etc で構成されている。

2017/04/20 〜 2017/05/04
15度目の中国旅行 15日間一人旅 (7)




東西南北の中央にある 主門は、
北 = 武帝門
南 = 永泰門
東 = 和陽門
西 = 清遠門

↑  和陽南門の外側に 東小城が、完璧な城壁を持っていた。 ↑
北の小城は、、崩壊した城壁のみが一部見られた。



城内散策は、25日午後、26日午後、28日午前と 3回、
永泰門は、26日、和陽門は28日に登楼した。

↓   大同市内のGPS軌跡   ↓




東西南北の中央にある 主門は、外側に2重の防御構造となっており、、現在は、交通道路の機能はなくて、
4車線の車道として開けられている 清遠門南門、和陽門南門 を 私は通過した。





ホテルから 操場城街(北) → 魏都大道(東) と通り、清遠門西で 27路バスに乗り換えて 清遠南門から古城内へ入る。

清遠門南門、和陽門南門 も 4車線分 城壁に孔を開けている。  当然に、砦の機能の不要な現在の必然性だ。



城壁と楼閣は完全に整備されている。




↓  清遠門南門から、城内に入ると、、平遥古城の様な時代再現ではなくて、、全くの現代都市だ。  ↓






----------■   永泰門   ■ ----------



↑  入場無料なのだが、、身分証のチェックがありチケットを貰う。  ↑
GATEでも、数人の軍隊のような若者が、チケット検査をする。



↓   東西南北の中央にある 主門は、外側に2重の防御構造となっている。  ↓

↑   外側から観光バスが入ってきている。   ↑




城壁の上の幅は、、12m
↓  東南の角近くには、、雁塔=文峰塔が見える。  ↓

↑    箭楼(櫓)の多さは圧巻だ。    ↑
明の時代なら、、押し出した 元 の反撃に備えた物だろう。
戦いのスケールの大きさが想像される。



↓  城壁の内側、、、城内の東南の一帯は、、時代風に再開発された建物が整然と並んでいた。  ↓






----------■   和陽門   ■ ----------



こちらも、、無料だが、、人員は数人待機している。
人件費の無駄が気になるのだが、、
この程度の仕事に携わっている若人の将来が心配だ。
「 多くの人に、、仕事を与える 」 という施政者の度量なのかもしれない。



こちらには  観光車が数台待機していたが、、
”何処を回って 幾ら” という 表示が見当たらない、、、

↑   2重構造の防御構造   ↑



↓  城内の光景  ↓

西に延びる大東街には、楼閣 (鼓楼ではない) がロータリーの役を担っている。

右手には  法華寺 が目の前だ。  ↑
その向こう、、九龍壁の北一帯は、、時代風の再開発工事が大規模に行われていた。




和陽南門まで南下して、、東に出る。

工事中の西側と違い 東側は、、美しい緑地の景観が整備されている。



和陽南門の東側は、、( 真っ直ぐ行くと 東バスターミナルに着く )
東小城、、、独立した城壁に囲まれた四角の一画だが、、

↑   完全に再現された城郭なのだが、、   ↑
城壁に、、娯楽施設の大仰なる看板が、、
歴史的な再現ではなく、、商業的な建築に思える。

中国は、、どの都市に行っても、、
ショッピングモール、土産物屋、美食街、、
何でもかんでも、、大仰な歴史風に造ってしまうんだから、、
歴史を大事にしているのか、気楽に利用しているだけなのか、、
とにかく、、発想力と実行力には感心させられる。
スケールが大きいと判断するのか、、野放図と言うべきか!!



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