≪ エジプト、アレキサンドリア、スエズ ≫

2003年11月エジプト旅行報告(9)
感動の共有、のぶながTOPページへ 写真豊富な、のぶながワールドALEXANDRIA , SUEZ
■ アレキサンダー大王が征服し、プトレマイオス朝が首都を置いた
   そして、独立国家エジプトの最後の女王クレオパトラの街、<アレキサンドリア>と
   シナイ山登山の途中に寄った、運河の町<スエズ>の写真集です。
           



↑ 古代遺跡<スフィンクス>と現代。  ポンペイの柱の丘(アレキサンドリア)にて ↑

★ アレキサンドリア ★

カイロに次ぐエジプト第2の大都市
クレオパトラの都市

早朝6:30にカイロを出発し、砂漠の高速道路を約3時間弱で、アレキサンドリア市街に着く。

旅行直前、旅行中に阪急交通社主催のこのコースで3度もバス事故を起こしている。
我々の数日前に事故に遭い入院していた人達とは帰国の飛行機が同じであった。
事故があって当然と思える程の猛スピード、強引な追い越しの繰り返し、、、、
ただ旅行中には、旅行前の1事故しか知らなかったので、危惧は無かったのだ。
一ケ月に同じ旅行会社に3度も集中するというのは、往復6時間という過密スケジュールが原因かもしれない。

砂漠の中の高速道路
遠くにハト養殖小屋が
道路脇には注水パイプ
次第に緑地も

アレキサンドリア市街に入ると、あらゆる場所が超過密、、人も車も (朝9時過ぎの状況)
↑ 同じ道路上で、人と車が混在している。 人の強引さには車が譲っている感じ ↑
↓ 市庁舎の前でお祭りのような集まりが ↓
↓ 頭上の装飾は、ラマダン中のモノらしい
朝11時半、、、、とにかく混雑、混雑、ゴミゴミ、、

☆ ポンペイの柱 ☆
街中の小高い丘の上にある。

高さ27m、、、図書館の柱の1本で、かつては400本も立っていたとされる。
↓ 柱の基部 ↓
巨大さが解かる
この地下には
僧侶達の住居跡がある
ところが、現存している物は ↑ のみ。つまり、1本の柱 and 2体のスフィンクス だけなんだ。 後は廃墟のみ ↓

しかしまあ、、1本だけがどうして倒れずに残っているのだろうか?

☆ グレコローマン博物館 ☆

↑ ここは少しは期待したのだが、、、 ↑
ローマに5〜6回芸術探訪に出かけた者にとっては、素晴らしいという物には遭遇しなかった。

↓ 12時前に、やっと海岸線を見る ↓   カーイトゥベーイの要塞 ↓
アレキサンドリアに来て地中海を見ないなんて、、とガイドに言おうと思ったら
昼食は、海岸通の CECIL HOTEL で魚のフライ定食でありました。
マトモに見えるホテルなので味を期待したのだが、大衆レストランならともかく
ホテルの料理とは言えない単純な白身魚のフライ、、
↓ レストラン内
↓何処の広場か解からない
↓アレキサンドリア図書館
最初に、カタコンベ(ローマ時代の地下共同墳墓)見学したのだが、、
ここはカメラ持込禁止なので画像は無し。
昔ローマでのカタコンベ観光をして以来、私は、つまらないモノと思っている。
貴重な時間を、こんな何も無い、、得る事の無い所の見学に費やすのか、、
街中を自由に歩いている方が遥かに知識も感性も豊かになる。

地中海に突き出した カーイトゥベーイの要塞 は訪問しなかった。
カタコンベよりは、こちらに寄って地中海をじっくりと、ギリシャ・トルコ方面眺めて歴史を想う方が遥かに有益である。
クレオパトラとアントニウス VS オクタビアヌス のアクティウム海戦(BC31年)を想うのも一興であろうに。

4時間のアレキサンドリア滞在を終え、帰路に、、
帰りのバス3時間は、映画ハムナプトラの続編 「スコーピオン・キング」 のビデオ鑑賞
テレビ放映を見ていたのだが、退屈せずに見ていた。
↓デルタ地帯だ、水路の多い水辺

↓3時間後、ギザに到着、車ラッシュ

ギザの香水屋に案内され、ピラミッドの見えるレストランでチキン定食。
入口でアエーシ(ナン)を焼いているのに、冷たいアエーシが出てきたのには驚いた。
アエーシは熱熱が遥かに美味い。 お気に入りなのに〜!


★ スエズ ★

早朝アブシンベル空港を発ち、カイロ空港でバスに乗り換え、 シナイ山登山に。
その途中、スエズの街に立ち寄る。
カイロから約1時間半の距離だ。
今日はラマダン明けの日。 町中が浮かれ気分に満ち溢れていた。
↓  子供の自転車は貸し自転車。 公園の一角にたくさん置いてある。  ↓

↓ 焼き芋屋を始めいろいろな屋台が、、、
焼き芋は、日本のホカホカとは違い、いかにも水臭そうな感じに見えたが
我がオバサンが買っていたので、食べてみると、ベタベタと水っぽいが甘味は十分である。

↓ 子供、若人があふれている岸壁 ↓
ラマダン明けとは、禁欲からの開放の日、、、、開放感が伝わってくる。 スエズ運河 ↓


 

↑ バスに親しげに手を振る子供たち ↑
( ひつこい物売りではなく、素直に陽気なのだ )
↓ 運河には船の通行は無かった
↓ 結構広い川幅である
↓ 賑わう路上、スーク


↓ 魚市場を見学 ↓

バスを降りたとたんに臭い臭い、道は水でビチャビチャ
昼3時前なので開いている店少ないが、開いている店には魚は豊富。

↑ 冷蔵用の氷を砕いているのだ ↑

臭いので一刻も早く立ち去りたかった。
日本の中央市場のように広い
狭い通路をグルグルと

スエズ運河の下、トンネル


シナイ半島をシナイ山へ
砂漠をまっしぐら
スエズ湾対岸の夕陽
車内で「十戒」ビデオ鑑賞


■  翌日は、深夜1:30出発で、シナイ山登山

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