≪ 稲村ヶ岳、大日山(大峰)≫ 登山報告

写真豊富な、のぶなが山行記
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■ コース=洞川温泉バス停 → 稲村ヶ岳登山口 → 法力峠 → 山上辻(稲村小屋) →
     → 稲村ヶ岳 → 大日山 → 山上辻 → 法力峠 → 母公堂 → 洞川温泉温泉センター

05年 5月 3日  天候=晴れ

■ 所要時間=洞川温泉発 9:15 → 稲村ヶ岳登山口 9:30 → 法力峠 10:30 → 山上辻 11:36 → 大日山 12:04
     → 稲村ヶ岳 12:25 - 12:50 → 大日山 1:03 - 1:25 → 山上辻 1:43 → 法力峠 2:39 → 母公堂 3:17 →
     → 洞川温泉温泉センター 3:47
     登り計 3時間10分、 下り計(大日山往復含む) 2時間57分   合計 6時間7分

≪標高差 830m≫ 標高差は意外と少ない。 奥穂高の標高差=2073m、悪沢岳=2041mである。
主な標高≪稲村ヶ岳1725.9m≫≪法力峠1217m≫≪稲村登山口900m≫


■ 阪急甲陽園 5:35発、近鉄阿倍野発急行 6:50 → 下市口着 8:02
   下市口発臨時バス 8:10 → 洞川温泉着 9:08     帰路 洞川温泉発 4:25


■ 昨年から稲村ヶ岳を予定していた理由は、
前回 和佐又から大普賢岳の2日目が雨で稲村岳の展望台では何も見えなかったから、再挑戦の必要があった。
4月までは、バスの便が少ないので、始発〜最終が7時間となる5月を待たねばならなかった。

大普賢岳、山上ヶ岳、観音平、八経ヶ岳から、それぞれ稲村ヶ岳を見ているので、
それらの山々の中心である 稲村ヶ岳 から周囲を展望する事で一件落着となる。
一点抜けていると気持ちが落ち着かなかったのだ。  これで大峰山系も既知の領域と言える。



天川村側からの大峰の展望と言えば、、 ≪ 大日山 ≫ の際立つ姿に尽きる。



法力峠を過ぎて、時々樹林の間から見える大日山は、、、
この登山道を 魅力的で快適なものに感じさせる。







バス停から温泉街を抜け、15分で登山口着

モノレールトロッコで来る観光客と遭遇する五大松鍾乳洞を経過し、法力峠へ
深い杉林の中の登山道を快調に登る。



最終バス4:25、、下山後は温泉に浸かりたいので、時間に余裕はない。
珍しく最初から気合の入った歩行である。




法力峠までは展望もなく単調であるが、緩い登りで負担は全くない。


↓ 法力峠を越え、白倉山山腹に入ると、、春の太陽が気持ちが良い。 ↓
まだ新芽の少ない見通しの良い樹林から見える三ツ塚、観音峰山腹の明るさが楽しめる。

登る人はマバラだが、もう下ってくるグループは多い。 マイカー組だろう。


↑ 急登が全くなく快適登山道



↑ 大日山が見えると、期待が膨らむ


↓ 遙か向こうが栃尾辻



↓ 白い所が観音平展望台



一ヶ所だけ鮮やかに山ツツジ、、新鮮に映る。



前回は雨の中、何も見えずに黙々と下ったが、、

それとは対照的に、、今回は
快晴、温暖、明るく清清しく、、登山者も適度な密度
脚は快調、、声をかける対応も好意的、、と
全てが良い面を見せている。



↓ 沢渡りは全て頑丈な橋だったが、
これだけが崩壊したまま



↓ 稲村小屋まで約1時間 (法力峠から)




稲村小屋前で昼食をとる人が20人弱


ここまで来れば、後は楽。
予定より早く着いたので、帰りに温泉に入れる確率は高くなった。

氷らして持参したカルピスが程よく融けて、最高の飲み物となる。
休むことなく稲村岳に向かう。












↑ このユルイ残雪は、、要注意
大日山は帰路に登るとして、、 →

↓  山上ヶ岳への展望が開ける




↓ 大日山を過ぎると、、
完全に崩壊している道
下を通る人、、上のロープを頼る人と、、


↓ 左の崩壊以外は全く安全



大日山から20分で <稲村ヶ岳> 展望台に


この無骨な展望台は、雰囲気が良いとは言えないが
これが無ければ展望は得られないのだから、、超アリガタイ工作物なのだ。











稲村ヶ岳 展望台から北東の展望
( 魚眼レンズ使用 )










↓ 南の展望 ↓










↓ 南西の展望 ↓










南と北の一部が樹林でさえぎられている。




↓ 行者還岳か?  (南東方向)





↓ 大日山は頭しか見えないのだ   (北方向)






↓ 昨春登った 観音平の拡大画像





フルーツ缶詰とクラッカーで軽食、、、25分で下山にかかる。







大日山の往復は約20分


岩登り、梯子、階段と多彩な登り


山頂は、祠が二つ






さあ、後は急いで下って温泉だ!!




ここで困った事に、、、

このバッジを着けた団体さんが中々渡らない、、、
---- 危険な事は間違いない ----

半数ほど待った所で、中断してもらい、こちらを通してもらう。
だいぶ時間を無駄にした。





登りは大日山に気を取られていたが、
↓ 下りは、小さな花が気になる余裕 ↓













下りも全くストックを使用せず。
脚は快調そのものである。


母公堂に下りる。



無事に温泉に入る時間はあったが、、
20分だけ、、湯船に浸かったのは5分ばかり、、、




何もかも順調かつ快適に山行を終え帰途に着く。

梅田で、<生ビールと鳥の唐揚げ>とお決まりの行動。


しかし、阪急甲陽園駅から自宅まで、、25分の登り
標高差250m程あるのだが、、
酔いの登りはキツカッタ、、、、、、




■ ≪私の山登り観≫ ■
高い山に登れば地球が見えてくる
  何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。
ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか?
 単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。

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