感動の共有、のぶながTOPページへTOPへ
写真豊富な のぶながワールド

≪ ムンドゥ寺院・パオン寺院(ボロブドゥール) ≫

Candi Mendut
Candi Pawon

プランバナン遺跡・ボロブドゥール遺跡・古都ソロ、バリ島 (3)
11/06/15 〜 11/06/20






ボロブドゥールから東に1.5kmにパオン寺院、 3kmにムンドゥ寺院がある。
いずれもジョグジャカルタへの帰路上にある。


パオン寺院は、シャイレンドラ王朝の8世紀末頃の建立
幹線道路から脇道にある。   高さ12mの祠が一つだけである。



お堂が一つだけなのだが、、、整然としていて威厳がある。  西向き=ボロブドゥール方向

王廟と推測されている。



階段の横のレリーフは、彫が深く確りとしている。




北の壁面、、、小さいのだが、毅然とした直線で構成され、気持ちが良い。




各側壁には、、四角い小窓が2つづつ、、レリーフは彫刻の如く彫が深い。
聖樹カルバタール、天女、半鳥人




表面は風化して甘くなっているが、、スタイルは良い。




東側壁、、、全ての側壁のテーマは同じようである。




東面の天女は、腰を振り片脚を曲げ、、実にしなやかな仕草である。




南の側壁、、、デザインは他と同じ




内部には何もない。
天井

小規模、、お堂だけ、、デザインは1パターン、、なのに
とても魅力なのである。  毅然とした気品溢れる美女と言うべきか、、






ムンドゥ寺院へは、、プロゴ川と支流のエロ川を渡る。

新旧二つの鉄橋のあるプロゴ川




プロゴ川
エロ川



幹線道路から、、ガジュマロの大木とともにムンドゥ寺院が見える。




道路から土産物屋街を通過して、ムンドゥ寺院正面に向う。



シャイレンドラ王朝の 8世紀末 〜 9世紀初 頃の建立

広い敷地の真ん中にお堂が一つだけ



西向き=ボロブドゥール方向、、堂々としている。
パオン寺院と共に、シャイレンドラ王朝の美的感性、、文化レベルの高さを感じざるを得ない。
恐るべしジャワ文明、、、




蛇が口を大きく開けている




彫刻の技術に妥協なし、、実に確りとしている。




前回訪れたマヤ遺跡を思い出すアーチ




レリーフは一部だけ、、、




正面入口手前
左、北
右 南

↑  鬼子母神  ↑


↑  毘沙門天  ↑





↑  鬼子母神  ↑




↑  毘沙門天  ↑



お堂内部

観世音菩薩?      ↑ 如来像 ↑   文殊菩薩?



高さ3m











敷地は広い、、、
北方向 ↓     南方向 →



北側壁、、基壇が大きく安定感があり、、からりと晴れた青空に堂々と映えている。




北側面のレリーフも一部だけである。




南側面




南側面のレリーフは、、中央部が明確に残っている。



共通した印象は、、、毅然とした、堂々とした存在である、、侮れないジャワ文明、、




ムンドゥ寺院の前には、、土産物屋が並んでいる。


冷やかしに見ていると、、結構に良いものがある。
一般に、石の彫刻には、粗雑なモノが多いが
型物のブロンズは、、マトモの顔が多い。


ブロンズ像、真鍮、、、見た事のないものが並んでいる。












一点、、冷やかしの心算で値段を聞いてみた。
言い値は、、3000円、、、、
高さ25cmのブロンズ像

「高い高い」 と逃げたのだが、、
オバサンが ひつこくおってくる。

言い値は次第に下がり、、
1400円に、、、、
しかし、、「 1200円 」 と値切ったが、
1400円からは下がらなかった。

「 まッ良いか 」、、と記念に購入。

ただ今、インドで買った 踊るシヴァ神像と共に
我が部屋に並んでいる。


帰って、、展示品の写真を見ていると、
買ってくれば良かったと思うものがある。

相場が判ったので、、次は、もっと買うぞ!!





  プランバナン遺跡・ボロブドゥール遺跡・古都ソロ、バリ島目次へ      感動の共有、のぶながTOPページへTOPへ