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≪ ワット・プラケオ、王宮 ≫


エメラルド寺院 〜 鮮やかな壁画の数々

バンコク(2)
2度目のアユタヤ・バンコク、初めてのソウル(5)
2009年09月 久しぶりに 我が嫁を連れて、、







鉄道駅のあるフアラムポーンから 路線バスで ワット・プラケオ、王宮 まで。 料金1人 7バーツ(20円)
前回訪タイした時に購入しておいた3種類の路線図を解読しながら
路線番号 1、25、53、507 が目的地を通りそうであった。
前日にバス停を確認しておき、朝7:30にバスを待つ。
53番のバスが来たので、
車掌に 「ワット・プラケオ?」 「7バーツ!」 とバスの初体験。

中華街ヤオワラート通り、、チャクラワート通り、パーク・クローン花市場を通過する。


ワット・プラケオ前に着いたのが8:00



開場の8:30まで、塀の外で待つ。


門を入ると、、直ぐ横に軍隊の詰め所


入場券売場まで150m〜200m



左手に(東)、、ワット・プラケオ全景が見える。







敷地一杯に多くの寺院、仏塔が建ち並び、、其々の建物全体を撮れる距離は無い。




2007-09 最初のワット・プラケオ訪問

入場券売場から入場ゲートまで未だ人は少ない。



入場券売場






入場は、、本堂の背後側から入る事になる。

本堂北側のテラスから巡る。

↑ プラ・スイー・ラッタナ・チューディ(左)    
        (右)プラ・モンドップ ↑


↓ プラ・スイー・ラッタナ・チューディ(左)  
  エメラルド寺院本堂(右) ↓



プラ・スイー・ラッタナ・チューディ

↑ 仏舎利が安置されている黄金仏塔 ↑
アユタヤのワット・プラ・シー・サンペットを真似る。

私は2回目の訪問なので、、少しは個別認識が出来る。
最初の時は、、ただただキンキラキンに惑わされ
何もかもキンキラキン一色に見えてしまった。




ただただキンキラキンでも
其々に繊細さ、感性の違いを意識できるようになった。

←  プラ・モンドップ  ↓
経堂である。

螺鈿装飾の厨子の中に、
三蔵経トリピカタが納められているそうである。







↑ ↑  プラ・モンドップ  ↓ ↓

部分部分を見る限り、、其々に、繊細緻密、豪華絢爛 かつセンスある造形である。
ただ、、全体に視線を移すと、、、ただただ、、呆れるばかりなのである。
部分部分のコダワリの単純なる拡大なのであり、

イタリアのルネッサンス〜バロックの芸術家(建築家)の如き
全体像の感性をコントロールするだけの大家が育つ環境になかったのであろう。







部分を見れば観るほどに、、凄い手間と財力なのである。





↓ プラサート・プラテープ・ビドーン ↓

ロイヤル・パンテオン



プラサート・プラテープ・ビドーン 正面

ラーマ1世〜8世までの彫像が安置されている。


禁欲・修行を経て 悟りの境地に達した寝姿が涅槃仏であるが、、、
僅かな欲望を満たしてしまって無欲無気力になって次何しょうかと思案する寝姿
喜びを我慢して人間が枯れるより、、何もかもやり尽くして枯れる方が Better



.....






↑  半人半鳥の黄金像(女性)  ↓

尻尾の形を見ると、、鳥ではなく獣に見える、、






↓  半人半鳥の黄金像  ↓
キンノーン(男)、キンリン(女)




↓ プラサート・プラテープ・ビドーンから南東方向を見る ↓
↓ 回廊の屋根と仏塔が見える。   右手の黄金仏塔は プラ・スワンナ・チュディ ↓




↓ プラ・スワンナ・チュディ を支えるのは、猿神と悪魔 ↓
この寺院内で最古の仏塔。




ラーマーヤナ神話の中の 猿神 と 悪魔




左が悪魔  右が猿神  中央は、、、













本尊エメラルド仏が納められている本堂

正面は工事中であった。

正面三角屋根の黄金細工 →
本堂への入口







内部は撮影禁止なので、、正面外部から望遠で撮影
翡翠で出来ている御本尊

このヒスイ仏は、16世紀には、ラオスのワット・プラケオの本尊であったが、
1778年にラオス侵攻し、戦利品として持ち帰ったそうである。



↓ 本堂外壁の ガルーダの彫刻群 ↓




この壮観さには、、憧れる。





ちりばめられた色石は、、宝石?ガラス?







細部には圧倒され、、全体には呆れさせられる建物群である。







ワット・プラケオ全体を回廊が囲んでいる。


回廊に延々と描かれているのは、、ラーマーヤナ神話
タイ風にアレンジされ ラーマキエン物語となっている。

「王子の妻が他国に誘拐され、、
猿軍の援助を得て、、アレヤコレヤと戦いが繰り返され、、
最後には勝利する、、、、、、」
と、、、何度読んでも直ぐに忘れる物語である。


現在も終始補修されているので、鮮やかな絵巻が魅力的に展開されている。




金が多用されているので、、鮮やかさが目立つ。





アンコール遺跡にも、、ラーマーヤナ神話の浮き彫りで満ち溢れている。
ただアンコール遺跡は石のレリーフであり
彩色されていたと思われる部分は風化で、、浮き彫りのみ残る。

タイの現存する色を参考にし、、
アンコール遺跡の当初を想像すれば、、遺跡のイメージが変わりそうである。


↓ 絵は、、平面的でなく、、西洋油絵のように躍動的である。 ↓








修復は五ヶ所で作業していた。







↓ 部分拡大 ↓




↓ さらに部分拡大 ↓




空中戦もあり、、大空間が広がる。
なかなかのレベルである。





↓ 部分拡大 ↓



修復は、、簡単、、、
日本での修復は、、何故か、、非常に予算を喰うのである。





回廊の部分により、、細やかさ、、作風は異なっている。














色っぽい場面もあるが、、、








終演に近づきつつある。








↓ 最後の寺院出口付近の壁画 →
物語とは独立しているようだ。




女性の造形に、、インドやアンコールのように
魅力的にパターン化されたレベルには達していない。

ワット・プラケオを出て、宮殿部分を散策



衛兵の交代式   →


9:40
1時間強の見学であった。

前回よりは、、相当細部が見えたような気がする。









ワット・プラケオを出て、、王宮前広場(サナーム・ルアン)を
ヒツコク食い下がる物売りを相手にしながら、
サナーム・チャイ通りの交差点に、、





国防省の前をワット・ポー方向へ向う。






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