≪大峰、前鬼・大日岳・深仙宿・釈迦ケ岳≫ 登山報告

写真豊富な、のぶなが山行記
感動の共有、のぶながTOPページへ ■ コース=前鬼口 → 林道終点 → 小仲坊 → 白谷 → 両童子岩 →
   → 太古の辻 → 大日岳 → 深仙宿、避難小屋 → 太古の辻 → 前鬼口

01年10月20日〜21日  天候=1日目晴れ、2日目曇り

■ 所要時間=1日目、林道終点発12:20 → 小仲坊12:50 → 両童子岩2:19 → 太古の辻3:23
               → 大日岳 → 深仙宿4:20 計 3時間50分

       2日目、深仙宿7:55 → 両童子岩9:00 → 小仲坊10:20 → 林道終点11:04    計 2時間55分
                                                2日分合計 6時間45分

≪標高差 950m≫ 主な標高≪釈迦ケ岳1799.6m≫≪深仙宿1500m≫≪大日岳1550m?≫


■ 近鉄阿部野橋8:20発の急行 で、大和上市着9:48着。 9:55発バスで杉の湯着10:30
   杉の湯発10:35河合行き  河合から前鬼口、林道終点までタクシー¥8000。

■ 今回の山行は、釈迦ケ岳、仏生ケ岳、八経ケ岳、弥山と、大峰縦走の予定であったが、
   2日目早朝の強烈なガスの為、深仙宿にて中止となりました。

■ <登山前にトラブルの連続
@阪急甲陽園まで車で送ってもらう途中で、水筒の漏れ発見、帰宅し新しい水筒で出発。 
A杉の湯発のバス、土曜の時刻表を調べたのであったが、学校のある土曜は前鬼口まで行かないとの事。 前鬼口より予約のタクシーに、河合まで迎えに来てもらう。 
B前鬼口で林道が通行止め。 少しゴタゴタの後、強引に通行する事に! タクシー代が8000円なのだ。
    と、トラブルの度に、「縁起でもない、中止しようか」 と思う。
こういう状況だったので、翌朝のガスで予定どおりの出発ができなかった時に、直ちに中止を決断。

ただ、前鬼口からのバスは夕方までないのだが、深仙宿で同宿した若い女性2人が、自動車を林道終点に置いているとの事で、杉の湯までの便乗という幸運に恵まれた。 最後は、幸運の女神達に出逢ったという Happy End !

←林道途中にある≪不動七重滝≫

下部のズームアップ写真 →

バスで団体でやってくる。
滝のそばまで遊歩道があるらしい。
←林道終点、この先は関係者の車のみ通行可。
タクシーもここまで。

小仲坊までは、車道と山道があるが、山道の方が早く着く。
山道に下り、直ぐに吊橋を渡り、樹林帯の中を30分で小仲坊
↓陰気な山道を抜け
小仲坊が明るく見える
↓宿坊である
公衆電話、飲物販売有り

↓石垣に囲まれたお堂
↓左が宿坊、右の鮮やかなのがなんとトイレ

↓登山開始は石段から
ずっと深い樹林の中
↓沢を6度程渡る
↓落葉の為、テープがないと道は不鮮明

登るに連れて険しくなる


← ≪両童子岩≫二つ岩  ↑岩の間から≪雲≫
コンガラ童子岩、セイタカ童子岩

急登1時間半程で、道の右手に現れる。
間に登って見よう。 北東に五百羅漢など見所が展開する。

ここまでも、結構急登の部類に入るが、落ち葉、岩、ハシゴと微妙に変化がある登りである。
鞍部の太古の辻までは約50分だが、ほとんど登ったような気になってしまった。

 ↓両童子岩間から見た≪五百羅漢≫の岩群

 ↓大日岳南面と、秋の空、もう少しで太古の辻
両童子岩から上は、小さいが切り込んだ沢を4度程渡ったり、より厳しい登りとなる。

最後の登りは、低い笹原を明るく登る。 心は軽くなる。
  太古の辻の背比べ石 →



これより20m南の地点が、大日岳が障害なく見れるポイントである。 ↓の写真はそこから撮った2枚
 ↓太古の辻からの≪大日岳≫
 ↓太古の辻からの東の空

↑大日岳北面の鎖場

↑左の位置からのスームUP写真
↑は左の写真のピクセル等倍像
 避難小屋で同宿の2人
↓大日岳の鎖場、上部は鎖が岩に張り付き、握るのに苦労する危険な鎖場

↓鞍部が深仙宿、大日岳の鎖場から見た≪釈迦ケ岳≫↓1799.6m
≪深仙宿≫北側から南方向を撮る
↓潅頂堂 と 右に青い避難小屋
  ↓潅頂堂の内部
  宿泊可能な修行場
 ↓避難小屋内部
 6人ならゆっくりと寝れる。
宿泊は、私と、若い女性2人のみ。 彼女達は明日下山。 縦走は私1人のみ。
この時期、寒さが心配であったが、夏用の寝袋で何とか我慢できる冷え、カイロ持参で安心。
小屋の真中が焚き火が出きるようになっていたので、焚き火をしたのだが、煙が充満してダメダメ。
後始末に一苦労! 煙の出ないノウハウは? 集める木が問題!!

翌朝5時出発でないと、八経ケ岳〜天川川合まで間に合わないのだが、、、、、夜は雨、そして風、、
4時半頃に外を見たが、強烈なガス、出発出来そうに無い。 様子見に再び寝袋へ!
7時過ぎには、ガスは晴れたが、曇天のまま、、今頃出発しても天川川合のバスに間に合わない。

彼女達、自動車のある前鬼まで下るとの事、早速 便乗をお願いして、杉の湯まで乗せてもらう事に。
前鬼口からは、夕方までバスの便はなし。 彼女達に出会う幸運に遇わなければ、弥山小屋まで強行していたかも知れない。
曇天のまま
苔ムス大木、山は深い
紅葉より落葉だ
お堂に別れの挨拶女神達
登りは、すれ違ったのが、単独2人と22人の団体さん。
下りは、日帰り予定の数グループ、、、、この時期は、縦走予定は無かったようだ。

大峰の中でも、前鬼は特に遠かった!

≪02-06-16 釈迦ケ岳、旭登山口より≫山行記へ


■ ≪私の山登り観≫
高い山に登れば地球が見えてくる 何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。 ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか? 単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。

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